事象の地平面の外周はブラックホールの半径から出せるんじゃないかと思っていましたが、よく考えると強烈な重力場では時空が歪んで若干半径は長くなるはずです。
なので半径ではなく地平面の外周から考えようと思います。
式を見つけて来ました。
Ch = (4πGMh) / c^2
Ch:ブラックホールの外周
Mh:ブラックホールの質量 1.99 × 10^30
c :光速 3 × 10^8
G :重力定数 6.67 × 10^-11
1太陽質量のブラックホールの場合の外周は
Ch = 1.86 × 10^4 m
1太陽質量のブラックホールの外周は
18.60 km
です。
では、半径を求めてみます。
18.60 / ( 2 × π) = 2.96 km
半径を通常求めている方法で導出します。
rs = (2GMh) / c^2
= 2.95 km
若干違いますね。
外周の値が取れたので、次回はブラックホールの潮汐力を求めてみます。