ここでは天体物理学の素人である僕が、わかる範囲で天体物理学の雑学を書き込んでいきます。興味がある方はお付き合いください。
初めての書き込みなので次のことを書いてみようと思います。
・僕の自己紹介
・ここで何をするのか
僕の自己紹介
天体物理学に興味を持ったのは中学生のころでした。きっかけは石原藤夫さんの「銀河旅行」シリーズ。このシリーズは4冊あります。SF大好き少年だった僕は、内容を理解しようと舐めるように読んだ覚えがあります。しかし難しくて半分も理解できていなかったと思います。
特に何度も読んだのはシリーズ最初の「銀河旅行 恒星間飛行は可能か」でした。“恒星間旅行”に焦点を合わせた内容で、その中に出てくる推進システムの内容が好きで読んではワクワクしていました。
僕は恒星は好きですが、日食や月食などにはあまり興味がありません。流星群なども同様です。天体望遠鏡も興味が持てませんでした。なぜかというとアウトドア的な天文部が苦手だったからです。机の前で妄想する理論系の方がむいていたわけです。
理論系が楽ということではありません。それに理論の正当性は実験で証明する必要があるので、理論と実験は相補的と言えますよね。お互いが必要ということでしょうか。なんか話がズレてきましたね、戻ります。
大学では理論系のゼミに入りました。友人は実験系のゼミに入りましたが、実験が始まると三日間ぐらい大学に泊まり込んでいました。大変ですね。僕はチョクチョク夜中に遊びに行って、実験を手伝っていましたね。うむ? 実験してたんかーい! いい思い出です。
中学の頃から恒星で起きている物理的な現象に凄く興味を引かれていました。なぜ星は輝くのか、なぜ太陽ほどの恒星は終末期に赤色巨星になるのか、なぜ星が空間を歪めるのか、なぜある星はブラックホールになるのか、など。いつも不思議が一杯ありました。
社会人になってからは天体物理学関連の書籍を買ってきては、書かれている数式の導出方法が知りたくて、乏しい数学の知識で悪戦苦闘するのですが、結局わからず頭を抱えていました。
最近は書かれている数式がどの様に導かれたのかにはあまりこだわらずに、そういうものだと自分を説得して読み進むようにしています。そうでないと読み終わらないですよね ははっ。そのうちブレイクスルーが来るかなと。歳を取って少々雑な性格になりました。
まあ、僕はこんな人間です。
ここで何をするのか
タイトルにあるように天体物理学について考えていこうと思います。と言っても専門家では無いので僕が分かる範囲で考えていきます。
具体的には、小説からテーマをピックアップして、それに関して少し掘り下げて考えてみたいと思います。
例えば「竜の卵」ならば ”中性子星” をテーマとして考えていきたいと思います。
・中性子星について語る前に白色矮星について語ります。
質量は太陽と同じぐらいだが大きさは地球ほどしかない天体は白色矮星です。
~
・中性子星は質量は太陽と同程度、半径は10km程度です。
これを見ると白色矮星よりも中性子星の密度は高そうですね。
というような感じで、
・質量はどの位?
・半径はどの位?
・密度はどの位?
・中性子星の内部は?
などを考えていきます。
あと、小説の文章で心打たれるものがあれば、書き連ねると思います。
こんなの
↓
『急回転する星の二つの磁極から固体のように伸びる1兆ガウスの磁場は、超新星爆発の輝く残骸に食い込んだ。……』
固体のような磁場ってどんなの?! いやー、心が震えますね。
ということで初めていきます。
よろしくお願いします。