Bookreview_20200125

著者 ラリー・ニーブン (Larry Niven)
翻訳 冬川 亘

出版社   ハヤカワ文庫SF
翻訳出版  初版 1986年

あらすじ

癌になったコーベルは冷凍睡眠に望みをかけて眠りにつく。目覚めると二百年が過ぎ、なんと犯罪者の体に入れられていた。未来はディストピアと化しており目覚めの代償は恒星間宇宙船のパイロットになることが決められていた。争うこともできず、宇宙船に乗り込んだコーベルだったが、、、。それは、壮大な時間を旅するはじまりでしかなかった。

感想

主人公は意思に関係なく二百年後の世界で叩き起こされ、更には繁種ラムシップで文明の種を撒くように命じられます。しかし彼は自分の判断で日常時間を超えた旅に出かける決意をします。ラムシップ(バサード・ラムジェット再び! この作品でも登場しますね)、銀河中心核の超巨大ブラックホール、遥か未来の太陽系?などなどが出てきます。
ラリー・ニーブンはセンス・オブ・ワンダーを呼び起こさせる(本作では少し足りないかも)作家で、代表作にあの「リングワールド」があります。読んだことがない人はこちらも是非読んでみてください。

是非読んでみてください。

arakata
masakappa@gmail.com

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