著者 アルフレッド・ベスター (Alfred Bester)
翻訳 伊藤 典夫
出版社 早川書房
翻訳出版 初版 1978年
二刷 1978年
あらすじ
大破した宇宙船内、漆黒の闇に正気を奪われそうになりながら半年。遂に船が近づいてくるが無情にも去っていく、その船<ヴォーガ・T・1339>号。
ときは“ジョウント効果”と呼ばれるテレポーテーションが開発され、それにより混沌とした時代を迎えた25世紀。
「お前は何者だ?」
「どこからきた?」
「今はどこにいる?」
「どこへ行く?」
ここにガリヴァー・フォイルの復讐の旅がはじまる。
感想
1956年の作品ですが、古さを感じません。顔に虎の刺青をされた男、綺麗な白子。移動手段の革命ジョウント、世界を制する謎の物質パイアなどのガジェットも良い感じにストーリーに絡んでいきます。
そしてクライマックス。この表現方法は当時としてはかなりの斬新だったと思います。
一日で読破しました。
面白かったです。
是非読んでみてください。